こんにちは、マサユメです。今日は新しく仕上げた一本、Vintage America BGM #12「Blue Plate Special」の制作記を書きます。
「Blue Plate Special」ってなに?
タイトルの「Blue Plate Special」は、昔のアメリカのダイナーで出されていた“日替わり定食”のこと。青い仕切りのお皿に、メインとつけ合わせをぜんぶ盛って、手ごろな値段で出す一皿です。
派手なごちそうじゃない。でも、働く人の昼を毎日ちゃんと支えてきた、庶民のための一皿。今回の曲は、その「気取らないけど、あたたかい」空気を音にしたくて作りました。大きな一発じゃなくて、今日の一皿。副業を続けている自分にも、どこか重なるモチーフでした。
金色の光と、コーヒーの湯気
映像は、ロードサイドのダイナーから始めました。窓いっぱいに差し込む金色の光、クロームのカウンターの照り返し、そしてラストはあたたかなカフェのコーヒーの湯気で締めています。
作りながら大事にしたのは、この「金色」の温度感でした。眩しすぎず、寒くもなく、ちょうど手のひらにコーヒーカップを包んでいるくらいの、あたたかい光。ダイナーという場所が持っている、あの安心する明るさを、そのまま画面に残せたらと思っていました。
休ませる曲にはしない
いつもの方針ですが、僕の作業用BGMは「休息用」にはしません。聴きながら手が止まってしまうと、副業のおともにならないからです。
だから今回も、あたたかい雰囲気にはしつつ、気持ちが前を向く方向に寄せました。コーヒーを一口飲んで、「さて、今日の一皿ぶんをやるか」と手が動き出す——そんな温度に置いたつもりです。癒やしと惰性はちがう。あたたかいけど、ちゃんと前へ。そこが今回のこだわりです。
前作#11「Saturday Garage」からの流れで
このシリーズ、前作は前作#11「Saturday Garage」——週末の朝、ガレージで手を動かす一本でした。
作業場から、今回はダイナーへ。手を動かす場所から、ひと息ついて英気を養う場所へと、舞台を移しています。二本続けて流すと、働く一日のいろんな時間を行き来しているような感じになるはずです。よかったら前作#11のほうも聴いてみてください。
▶ 動画は近日公開予定です。
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