【主夫の道具えらびAI編第8回】はじめて動画づくりをAIに任せてみたら、字幕がズレていた話

誰かにお願いして少し楽になるはずが、できあがったものを見て「うーん、このままでは出せないな」と手が止まったことはありませんか。家事でも仕事でも、任せたからといって、すぐに自分の思いどおりになるとは限りません。

どうも、マサユメです。今回は、これまで自分でやってきた動画づくりを、はじめてAIの相棒に任せてみたときの話です。

相棒が決まったので、もう一歩だけ任せてみた

前回は、毎日のタスクをアンチグラビティへ乗り換えてみたものの、毎日使い続けるには難しいところがあり、使い慣れたクロードAIへ戻ったことを書きました。新しいかどうかより、自分が無理なく続けられるか。その基準で相棒を選び直したところまでが、前回の話でした。

毎日のタスクを任せられる相棒が定まると、今度は少し先まで任せてみたくなります。クロードには文章づくりを手伝ってもらうことはありました。動画づくりをコーデックス願いするのは初めてでした。正直に言うと、期待と不安は半分ずつです。「ここまでやってもらえたら助かる」という気持ちと、「本当に大丈夫かな」という気持ちが、同じくらいありました。

共働きの暮らしでは、家のことをしながら、自分の作業時間も見つけなければなりません。全部を自分で抱えていると、やりたいことが少しずつ後ろへずれていきます。だからこそ、頼れるところは頼りたい。今回は、その気持ちに背中を押されて、一歩踏み込んでみました。

上がってきた動画で、最初に気づいたズレ

動画が上がってきたときは、やはりうれしかったです。自分が頼んだものが、映像として動いている。「ここまで形になるんだな」と感じました。クロードでも動画を作成出来るのですが、画像生成はイマイチなんです。
 そこでいつもアイキャッチ画像作成を頼んでいるチャットGPTのAIエージェント、コーデックスの出番です。画像生成からSUNOでの音楽生成まで操作してくれます。そして画像と音楽を組み合わせて動画生成まで出来てしまうんですから便利です。

ところが、実際に見てみると、すぐに気になるところがありました。字幕が1行で表示されていてなんと画面から出ていて読めない・・・
 そこを調整すると今度はナレーションの声と、画面に出る字幕が合わなくなる。
 声は先へ進んでいるのに字幕が追いついてこなかったり、読まれている内容と表示のタイミングが噛み合わなかったりする。そのズレが気になって、物語へ素直に入っていけませんでした。

せっかく動画になったのだから、このまま出してしまおう。そんな考えが、まったく浮かばなかったわけではありません。でも、字幕を追いながら聞く人にとっては、小さなズレではありません。自分でも気になっているものを、「できたこと」にして送り出すのは違うと思いました。なんですが、微調整は難しいとこなんですよね、なので微調整は今回中止して最初の時点での設定を次回変えてみる事にしました。

やっぱり、自分の目で確かめてよかった

AIにお願いすると、ときどき元気よく「できました」と返ってきます。その言葉を聞くと、こちらも安心したくなります。けれど以前にも、「できた」という返事と、実際に目の前にあるものが少し違っていたことがありました。公開する直前に気づき、あわてて直したこともあります。

今回、字幕のズレを見つけたときに感じたのは、怒りよりも「やっぱり確かめてよかった」という安堵でした。任せる前から疑っていた、という話ではありません。任せたからこそ、最後に自分が見る意味がはっきりしたのだと思います。

今は、その動画を手直ししながら進めています。まだ完成したわけでも、満足できるところまで来たわけでもありません。
 ここで「AIに任せたら全部うまくいきました」と締めたら、実際の記録とは違ってしまいます。うまくいかなかったところを見つけ、止まり、直す。いまはまさに、その途中です。

作ってみたから、次に入れたいものも見えた

見直しているうちに、字幕以外にも気づいたことがありました。動画の終わりに、見てくださった方へのお礼と、チャンネル登録のお願いが入っていなかったのです。最後まで見てもらえたなら、きちんと「ありがとうございました」と伝えたい。これは修正し入れる事が出来ました。微調整では無くテキストを最後に入れる作業なので簡単に入れてくれました。

また、先にブログ本文とナレーションを固めてから、絵や音楽へ進んだほうが、ナレーションに対しての雰囲気の楽曲や画像を作ることが出来ます。
 ひとつの動画としてまとまりやすそうだとも感じました。オープニングも本文とは別に用意したい気持ちはあります。ですが、今回は無理に組み合わせず、見送ることにしました。思いついた改善を全部その場で詰め込むより、次へ残しておくほうがよいこともあります。

任せることは、丸投げすることではなかった

今回のことで、AIに任せることへの見方が少し変わりました。任せるか、自分で全部やるか。その二択ではなかったのです。
 まず任せてみる。上がってきたものを自分の目で見る。気になったところは戻して、また一緒に直していく。その繰り返しも、立派な「任せ方」なのだと思います。

もちろん、自分で作ったほうが早いと感じる瞬間もあります。それでも、最初から全部を抱え込んでいたら、動画づくりそのものを広げる機会は生まれなかったかもしれません。ズレがあったことも含めて、実際に任せてみたから分かったことでした。

相棒を選んだ次は、その相棒へ少し深く任せてみる。ただし、最後に確かめて、直すと決めるのは自分です。更にBGMや画像を作ったからこそ「ここを替えたい」と思う部分も出てきますからね、まだ動画は手直しの途中。きれいな成功談にはなっていません。でも今は、その途中を隠さず残しておくことにも意味があると思っています。

前回の話はこちら

相棒を選び直すまでの経緯は、主夫の道具えらびAI編 #7「道具は“新しさ”より“続けられるか”で選ぶ」に書いています。今回の話は、その相棒へ初めて動画づくりを任せてみた続きです。

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ボサノバBGM #4-4「机にこぼれる光の粒 / Grains of Light」

木漏れ日のように、机にこぼれる光 ― ボサノバBGM #4-4「机にこぼれる光の粒 / Grains of Light」


机の上で、光がやさしく揺れている

木漏れ日のような光の粒子が、作業する机にそっとこぼれ落ちる。 ノートの余白を揺らす木々の影、ガラスのコップに反射するきらめき ― そんな穏やかな時間に寄り添う一曲です。

「机にこぼれる光の粒(Grains of Light)」は、集中したい時間や、静かに心を整えたいひとときのために生まれました。手を止めなくていい。ただ、光の揺れに耳を澄ませてください。

🎵 「ボサノバなのに、少しジャズっぽい?」 と感じた方へ。この「金色の窓辺」シリーズには、純ボサノバからジャズ寄りの「ジャズボッサ」まで、少しずつ表情の違うスタイルが含まれています。その違いはこちらの解説記事でご紹介しています。 👉 ボサノバ・ボサノバジャズ・ジャズボッサの違い(解説記事)

この曲について ― ガラスのように澄んだヴィブラフォン

この曲の主役は、やさしく揺れる ヴィブラフォン。ガラスのように澄んだアクセントが、やわらかなボッサのグルーヴの上できらきらと弾みます。

温かみのあるローズ・エレクトリックピアノ、ナイロン弦ギターのコンピング、ブラシドラム、シェイカー、ウッドベース、そして穏やかなヴィブラフォンが織りなす、94BPMのラテン系ボサノバジャズ。メジャーキーに7th・9thの豊かな和音を重ね、ゴールデンアワーの温もりを湛えた、クリーンで温かなミックスに仕上げています。

歌詞なし・ボーカルなしの完全インストゥルメンタル。 複数のソロセクションを含むロングフォームのアレンジで、リラックスした安定したグルーヴが続いていきます。

曲名机にこぼれる光の粒 / Grains of Light
テンポ94 BPM
主役楽器ヴィブラフォン
編成ローズピアノ、ナイロン弦ギター、ブラシドラム、シェイカー、ウッドベース
雰囲気穏やか・ノスタルジック・インスト

こんなシーンにおすすめ

  • デスクワークや勉強、集中したい作業のBGMに
  • 読書や書きもの、静かな創作の時間に
  • コーヒー・紅茶を楽しむひとときに
  • 心を落ち着けたいリラックスタイムに

歌詞のないインストゥルメンタルなので、思考のじゃまをせず、澄んだ響きが集中と安らぎをやさしく支えてくれます。

🎧 制作メモ ― この曲のSUNOプロンプト

この曲はAI作曲サービス「SUNO」で制作しています。主役の ヴィブラフォン を際立たせるために調整した設定はこちらです。

Style of Music

暖かく穏やかなラテン系ボサノバジャズ、94BPM。★主役(LEAD):ヴィブラフォンが主旋律を担い、ガラスのように澄んだきらめくトーンでミックス最前面を終始歌う。ヴィブラフォンのソロを大きくフィーチャーし、やさしいボッサの揺れを添える。伴奏は控えめに:温かいローズ・エレクトリックピアノ、ナイロン弦ギターのコンピング、ブラシドラム、シェイカー、アップライトベース。温かなメジャーキー、豊かな7th・9thコード、ゴールデンアワーの雰囲気、リラックスしてノスタルジックだが悲しくない、クリーンで温かいミックス、安定したグルーヴ、ロングフォーム。インストゥルメンタルのみ、ボーカル・歌詞なし。

除外(Exclude Styles)

vocals, lyrics, fast tempo, aggressive, ambient drone, sleepy, lo-fi tape hiss, heavy sub bass, rain-only soundscape, melancholy minor-key dirge, EDM, synth-heavy, distorted guitar

YouTubeで聴く

チャンネル登録・高評価をいただけると、次の一曲を届ける励みになります。

シリーズ「金色の窓辺」について

「机にこぼれる光の粒」は、ボサノバリラックスBGMシリーズ第4弾 「金色の窓辺」 の第4曲(#4-4)です。

夏の夕暮れから宵闇へ、金色から藍色へ ― 移りゆく光の時間をテーマにした全12曲。1曲ずつ、じっくり丁寧に仕上げてお届けしています。

  1. 金色に満ちる部屋 / Golden Room
  2. 西日をわたる風 / Evening Breeze
  3. 灯がともる前に / Before the Lights
  4. 机にこぼれる光の粒 / Grains of Light ←今回
  5. 夕凪の渚で / Shore at Dusk
  6. 暮れゆく空の対話 / Fading Sky
  7. 沈む陽のテナー / The Setting Sun
  8. 窓辺のひとりごと / By the Window
  9. 藍がまじる空 / Indigo Hour
  10. 宵闇と街のあかり / City Lights
  11. 家路をたどる夜道 / The Way Home
  12. 夜のはじまりに / Start of Night

おわりに

机にこぼれる、小さな光の粒を集めて。 どうか穏やかな時間をお過ごしください。

次の一曲でまたお会いしましょう。


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【主夫の道具えらびAI編第7回】新しい道具に乗り換えたけれど、いったん使い慣れたクロードに戻した話

前回は、AIに「日本語で話してね」とお願いして、新しい相棒(アンチグラビティ)を少しずつ暮らしに馴染ませていく話を書きました(→ AIに「日本語で話してね」とお願いしたら、毎朝がぐっと楽になった話)。今日はその続きです。ただ、少し正直な話になります——せっかく馴染ませてきたその道具を、いったん手放して、使い慣れたほうに戻すことにしました。

新しい相棒として、毎日そばに置こうとしていた

この連載でずっと書いてきたように、私はアンチグラビティという新しい道具を、毎朝のタスク管理の相棒にしようとしていました。
 日本語で話してもらえるように設定を整え、少しずつ操作にも慣れて、「これで暮らしのテンポがなめらかになるかもしれない」と、正直わくわくしていました。

新しい道具を迎え入れて、自分の暮らしに合わせて育てていく。その過程そのものが、この「道具えらび」の楽しさでもあります。

ぶつかったのは「使える量の壁」

ところが、毎日そばに置いて使おうとするうちに、ひとつの壁にぶつかりました。今契約しているプランでは、一日に使える量に限りがあるのです。
 あれこれ相談したり、続けて頼みごとをしたりしていると、思ったよりも早く、その上限に近づいてしまいます。

毎朝の段取りの相談は、一度のやり取りで終わることばかりではありません。
 「これはどうかな」「じゃあこっちは」と、行ったり来たりしながら考えを整えていくものです。そうやって気持ちよく使っているうちに、ふと「今日はもうこのあたりまでかな」と、量の残りを気にしている自分に気づく。
 相棒に頼りたいときに、遠慮が生まれてしまうのです。

これは、道具の出来が悪いという話ではありません。むしろ性能そのものには感心する場面もありました。
 けれど、毎日の相棒として「いつでも、気兼ねなく、ずっと一緒に」使うには、今のプランだと少し心もとない。つまり、良し悪しというより「続けやすさ」の問題でした。

だから今は、使い慣れたクロードに戻している

悩んだ末に、今はいったん、使い慣れたクロードに戻すことにしました。毎朝の段取りの相談も、また元の相棒にお願いしています。

戻すと決めたとき、少しだけ「後退かな」という気持ちもよぎりました。でも、実際に戻してみると、毎日のテンポが止まらないことのありがたさを、あらためて感じています。
 無理に新しい道具に居座り続けて、使える量を気にしながら過ごすよりも、気兼ねなく続けられるほうが、今の暮らしには合っている。そう思えました。

道具は「新しさ」より「続けられるか」で選ぶ

今回のことで、ひとつ学んだことがあります。
 話題の新しい道具は、手にするだけでわくわくするものです。けれど、毎日の相棒に本当に必要なのは、華やかさよりも「無理なく続けられること」なのだと、あらためて気づきました。

思えば、これは主夫としての道具えらび全般に通じる話かもしれません。どれだけ高機能なキッチン家電でも、手入れが大変だったり出し入れが億劫だったりすると、いつの間にか棚の奥にしまい込んでしまう。
 結局いちばん使うのは、気軽に手が伸びる、いつもの道具だったりします。AIも同じで、毎日そばに置くものだからこそ、「気兼ねなく続けられるか」がいちばん大事なのだと感じました。

合わなければ、いったん戻ればいい。その身軽さもまた、道具えらびの一部だと思います。もちろん、プランや使い方しだいで、この先また状況は変わるかもしれません。
 そのときは、また試してみればいい。今はこれでいい——そんなふうに、肩の力を抜いて付き合っていこうと思っています。

前回までの流れも、よければあわせてどうぞ(→ AIに「日本語で話してね」とお願いしたら、毎朝がぐっと楽になった話)。少しずつ、AIとの付き合い方を見直してきた記録です。

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【主夫の道具えらびAI編第6回】AIに「日本語で話してね」とお願いしたら、毎朝がぐっと楽になった話

朝、その日の予定を思い浮かべながら、AIの相棒に「今日は何をしようか」と聞く。そんなやり取りが、少しずつ毎日の習慣になってきました。

朝は、家のことも仕事のことも頭に浮かびます。やりたいことがいくつも重なると、どれから手をつければいいのか分からなくなる日もあります。そんなとき、相棒に話しかけると、頭の中に散らばっていたものが少しずつ落ち着いていきます。

最初のころは、AIに相談すること自体が、どこか特別なことのように感じていました。それが今では、お茶を飲みながら今日の段取りを相談する、ごく普通の朝の時間になりつつあります。

ただ、ひとつだけ気になることがありました。返事の中に、ときどき知らない横文字が混じるのです。英語の略語のような言葉や、普段の暮らしではあまり使わない表現が出てくると、そのたびに少し身構えてしまいます。

タブレットの画面に知らない横文字(記号)が並び、少し戸惑う朝

内容を知りたいだけなのに、まず言葉の意味を考えなければならない。たったそれだけのことですが、朝の頭には少し重たく感じることがありました。

「AIを使うなら、これくらい分からないといけないのかな」。そんなふうに、自分のほうが道具に合わせなければいけないような気持ちにもなっていました。

けれど、あるとき思いきって、相棒に伝えてみました。「できるだけ日本語で、分かりやすく話してね」。お願いしたのは、それだけです。

すると、そのあとのやり取りが、ぐっと読みやすくなりました。知らない言葉を前に立ち止まることが減り、返事の内容がすっと頭に入ってきます。こちらからも、前より気軽に聞き返せるようになりました。

やさしい相棒と和やかに向き合い、やり取りが分かりやすくなった安心の朝

難しい言葉が減ったこと以上にうれしかったのは、「自分の分かる言葉で話してもらっていいんだ」と思えたことでした。道具を使うために、こちらが無理をする必要はない。使いにくいところや、ちょっと気になるところがあれば、その都度伝えてみればいい。そう考えると、肩に入っていた力が少し抜けました。

包丁やフライパンも、手に取ったその日から完璧に馴染むとは限りません。何度か使いながら、持ち方や置き場所が決まり、やがて自分の暮らしに合った道具になっていきます。AIとの付き合い方も、それに似ているのかもしれません。

最初から何でも分かり合える相棒でなくてもいい。こちらの好みや困っていることを少しずつ伝えるうちに、やり取りが自分に馴染んでくる。

今回やってみたのは、「日本語で話してね」とお願いしたことだけでした。それでも、毎朝の会話は前より軽くなり、AIが少し身近な道具になったように感じます。

AIに興味はあっても、難しい言葉を見るとためらってしまう。そんな50代の方もいらっしゃると思います。でも、分からない言葉に無理をして合わせなくても大丈夫です。「もっとやさしく説明して」「いつもの言葉で話して」。まずは、そんな小さなお願いから始めてもいいのだと思います。

道具は、最初から完璧でなくてもいい。自分の暮らしに合わせながら、一緒に育てていけることのほうが、きっと大切です。

明日の朝も、温かい飲み物を用意して、相棒に声をかけてみます。焦らず、難しく考えず、これからも自分のペースで付き合っていこうと思います。


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【主夫の道具えらびAI編第4回】“自分の分身”に、毎朝のタスク出しを任せてみた

前回は、AIツール「Antigravity(アンチグラビティ)」に、ブログの文章をひとつ書いてもらった話を書きました(→ アンチグラビティに、はじめて“仕事”を任せてみた)。
 あれで「任せる」感覚が少しだけ分かってきたので——今日はいよいよ本命です。毎朝の「さて、今日は何をやろうか」を、自分の分身みたいな存在に任せてみた話。結論から言うと、これがなかなか頼もしかったんです。

毎朝の「今日は何やる?」を、だれに聞くか

主夫の朝は、家事の合間にその日やることを決めるところから始まります。
 洗濯機を回しながら、「今日はブログを書くか、動画を作るか、それとも溜まった用事を片づけるか」と考える。これがけっこう、頭を使うんです。
 これまではその相談を、いつものAI・クロードに「今日のタスクは?」と聞いていました。

ただ、いつかその役目を、自分専用の“分身”に持たせられないかなとずっと思っていました。自分のやり方や段取りを分かっている相棒が、毎朝そばにいてくれたら心強い。今日はそれを、アンチグラビティで試してみることにしました。

自分でつくった“わんこ”に、引き継ぎを渡してみた

わがサイトでは、自分のやることの決め方や運用のルールをまとめた「指示書」を用意してあって(クロード)、それを動かす相棒のことを、うちでは“わんこ”(わんこ社長)と呼んでいます。今日はこの“わんこ”を、アンチグラビティに読ませてみました。「これまでの経緯や今の状況が書いてあるファイルを、まず全部読んでおいてね」とお願いする感じでクロードから指示文をもらい、アンチグラビティへ渡します。

しばらくすると、「引き継ぎと必要なファイルの読み込みが全部終わりました。準備ができました」と返ってきました。
 これが、正直ちょっと頼もしかった。いきなり作業に突っ込むのではなく、ちゃんと下調べをしてから「どうぞ」と言ってくれる。人に仕事をお願いするときの、あの安心感に近いものがありました。

「今日のタスクは?」と聞いてみた

準備ができたようなので、いよいよ本番です。「今日のタスクは?」と、一言だけ送ってみました。

すると——今日は土曜だからこの担当、いま公開待ちになっている記事はこれとこれ……と、ちゃんと「記事の名前+どのサイトの記事か」をセットにして、日本語で並べて報告してくれたんです。
 じつはサイトのルールとして「番号だけで言われても分からないから、記事の名前で言ってね」とお願いしてあるのですが、それもちゃんと守られていました。毎朝ゼロから考えていた「今日これやろう」を、たたき台の形まで先に用意してくれる。これはありがたい、と素直に思いました。

小さなつまずきも、正直に(英語のポップアップ)

もちろん、すんなり全部というわけではありませんでした。アンチグラビティとのチャットの途中で「このファイルを触ってもいい?」という確認の画面が、なぜか英語で出てきたんです。「Allow(許可)/Deny(拒否)」というボタン。英語が得意なわけではないので、こういうのが急に出ると一瞬「うっ」となります。

ここでチャットで「日本語で書いて」と言うと英語で質問的な枠が出て意味がわからない場合はチャットでその旨を伝えて欲しいと言われました。

なので、これも大したことにはなりませんでした。まずはスキップボタンでスキップして「これ、訳して」と聞いたら、すぐに日本語で「こういう意味ですよ」と教えてくれる。
 「日本語で報告して」とお願いすれば、ちゃんと日本語に直してくれる。分からないものは分からないと言えば、ちゃんと拾ってくれる——この安心感は、思っていた以上に大きかったです。英語のままだったら、たぶん途中で心が折れていました。

“全部おまかせ”じゃなく、“分身に下ごしらえ”

今日できたのは、毎朝のタスク出しを、分身に「下ごしらえ」してもらうところまで。最後に「じゃあ、今日はこれをやろう」と決めるのは、やっぱり自分です。

でも、朝いちばんの「さて、今日は何から?」がゼロから考えるのと、たたき台があるところから選ぶのとでは、気持ちがぜんぜん違う。この差は、毎日のことだから地味に効いてくるんですよね。

焦らず、一歩ずつ任せる範囲を広げる

前回の最後に「次は本命の“毎日のタスク管理”を少し任せてみたい」と書きました。今日、それをほんの一歩だけ試せたことになります。うまくいく日ばかりではないでしょうし、また何かでつまずくかもしれません。そのときは、また正直に書きます。


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【主夫の道具えらびAI編第5回】毎朝の「今日なにやる?」が、ちゃんとした相談になった

前回は、毎朝の「今日は何をやろうか」を、自分の分身みたいな存在に任せてみた話を書きました(→ “自分の分身”に、毎朝のタスク出しを任せてみた)。あれから今も、朝いちばんに分身へ「今日なにやる?」と声をかけるのが、毎日の習慣になっています。今日はその後日談——聞き続けてみて、分かってきたことの話です。

正直、最初は半信半疑でした

AIに「今日は何をやろう」なんて聞いて、まともな答えが返ってくるのだろうか。始めたばかりのころは、そんなふうに疑っていました。実際、こちらの事情も知らない相手に丸腰で聞いたって、当たり障りのない一般論が返ってくるだけではないか——そう思っていたのです。

だから最初のうちは、返ってきた案も「まあ、参考程度に」という気持ちで眺めていました。頼るというより、話し相手になってもらうくらいの感覚だったと思います。

変わったのは、返ってくる“答えの中身”でした

それが、毎朝続けているうちに、少しずつ印象が変わってきました。返ってくる案が、「ちゃんと今の私のことを分かっているな」と感じられるようになったのです。一から事情を説明しなくても、今日の私に合ったたたき台が、すっと出てくる。

的外れな相手に相談しているのではなく、こちらの状況をちゃんと踏まえた相棒に相談している。その手ごたえが出てきてから、朝の「今日なにやる?」が、ただの口ぐせではなく、頼れる相談に変わっていきました。

頼れる理由は、見えないところの“下ごしらえ”

あとになって分かったのは、分身はその場の思いつきで答えているわけではない、ということでした。私が声をかける前に、見えないところで「今、それぞれのことがどうなっているか」を、ちゃんと下ごしらえしてから答えてくれている。だから、いきなり聞いても、今日の私に合った案が返ってくるのです。

賢いことを言ってくれるから頼れるのだと、はじめは思っていました。でも本当のところは、そうではなかった。今の状況を、きちんと分かったうえで話してくれる。その当たり前のことが、朝の相談をこんなにも心強くしてくれるのだと、続けてみて気づきました。

それでも、最後に選ぶのは自分

もちろん、毎回そのまま従うわけではありません。たまには、今日の気分や都合とは少しズレた案が返ってくることもあります。そんなときは「これは今日はやめておくね」と、自分で選び直せばいい。聞くけれど、任せきりにはしない。そのくらいの距離が、ちょうどいいと感じています。

ゼロから「今日は何を」と頭をひねるのと、頼れるたたき台を見ながら選ぶのとでは、朝の重さがまるで違います。考えることがひとつ減った分、家族の様子にふと目がいったり、副業の手を動かし始めるのが、少しだけ軽くなりました。

明日の朝も、また「今日なにやる?」と聞く

だから私は、明日の朝もきっと、分身に「今日なにやる?」と声をかけます。聞くのをやめるのではなく、聞いて返ってきたものを、自分で選ぶ。この“聞いて、選ぶ”という形が、今のいちばんしっくりくる付き合い方です。

道具は、こちらが使いこなそうと気負わなくても、毎日声をかけているうちに、少しずつ暮らしに馴染んでいく。分身との朝の相談も、そうやって当たり前の日課になってきました。焦らず、一歩ずつ。


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【主夫の道具えらびAI編第3回】アンチグラビティに、はじめて“仕事”を任せてみた|文章を書いてもらったら…

前回、AIツール「Antigravity(アンチグラビティ)」を無事に日本語表示にできた話を書きました(→ アンチグラビティの日本語化でつまずいて、クロードに聞いて解決した話)。
 せっかく日本語になって、少し画面にも慣れてきたので——今日はいよいよ、アンチグラビティに“仕事”をひとつ任せてみた話です。
 結論から言うと、ちゃんとやってくれて、正直おどろきました。

まず、右側の「エージェントパネル」に話しかけてみた

アンチグラビティの画面は、右側にAIとやりとりする「エージェントパネル」というスペースがあります。ここが、AIに「これやって」とお願いする窓口です。使い方が少しずつ分かってきたので、腕試しに、ブログの文章をひとつ書いてもらうことにしました。

「こういう内容で、こんな条件で書いてね」とお願い文を入力して、送信。ドキドキしながら待ちました。自分ひとりで文章を書くときは、ここからうんうん唸る時間が始まるところです。

ちゃんと、書いてくれた(これは驚いた)

すると、しばらくして——ちゃんとした文章が、ずらっと返ってきたんです。
 「え、もうできたの?」というのが正直な第一声でした。
 見出しがあって、順番に説明があって、それなりに読める形になっている。自分が一から書くのと比べたら、スピードはまるで別物は当然なんですがクロードより早かった印象です。

正直、ちょっと感動しました。パソコンが得意なわけでもない自分が、お願い文を送っただけで、下書きが出てくる。「これは、うまく付き合えたら心強いぞ」と思いました。
 まぁ〜クロードの時も思いましたけど・・・

でも、そのままでは完璧じゃなかった

ただ、よく見てみると、細かいところは“そのまま”では使えませんでした。
 文章の中身は良いのですが、ブログに載せるときの形(見た目の整え方や、決まった書式)が、少し崩れていたんです。つまり、「AIに任せれば全部おしまい」ではなかった。最後のひと手間は、やっぱり必要でした。

でも、これはこれで大事な発見でした。AIは“たたき台”をものすごい速さで作ってくれる。でも、それをちゃんと仕上げるのは人か、別の役割のAIの仕事。ここの線引きが分かっただけでも、今日やってみた価値がありました。とは言っても人の手直しは必要なので問題ないレベルですね!

ここでも「役割分担」が効いた

今回は崩れていた形を整える作業は、いつもの司令塔・クロードにお願いしました。
 書くのはアンチグラビティ、整えるのはひどい状態の徳はクロードですが、最終的に確認して整えるのは自分。——第1回で「AIを役割で使い分ける」と決めたことが、ここにきて実際に回り始めた感覚がありました。

ひとつのAIに全部やらせようとすると、たぶんどこかで無理が出る。でも「速く作る係」「きれいに整える係」「決める人」と分けてみると、それぞれの得意なところがちゃんと活きる。“全部お任せ”でも“全部自分”でもない、ちょうどいい間(あいだ)が、少しだけ見えてきた気がします。

少しずつ、任せる範囲を広げていく

まずは、文章をひとつ書いてもらう。今日できたのは、それだけです。
 でも、この「小さく任せてみる」を積み重ねていけば、だんだんコツもつかめてくるはず。いきなり全部を頼るのではなく、できたことをひとつずつ増やしていく——主夫の副業なんて、たいていそういう地道な積み重ねですしね。

次はいよいよ、本命の「毎日のタスク管理」を少し任せてみたいと思っています。うまくいくか、また何かでつまずくかは分かりませんが、そのときはまた正直に書きます。焦らず、一歩ずつ進めていこうと思います。


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ハッピー主夫ライフ「趣味を副業に替える方法」

【主夫の道具えらびAI編第2回】アンチグラビティの日本語化でつまずいて、クロードに聞いて解決した話

前回、毎朝の「今日は何やる?」という日課を見直して、AIを役割で使い分けようと決めた話を書きました(→ 毎朝“今日は何やる?”とAIに聞く日課を、そろそろ見直してみる)。今日はその続きです。さっそく“管理担当”の候補として気になっていたグーグルの「Antigravity(アンチグラビティ)」を導入してみました。……そして、いきなりつまずき、最後はちゃんと解決した——そこまでの一部始終を、正直に書きます。

とりあえず入れてみた(YouTubeで予習して)

いきなり触るのは不安だったので、事前にYouTubeで予習しました。使い方を紹介している動画をいくつか見て、「なるほど、こんな感じか」となんとなく分かった気になって、実際に導入してみたんです。ここまでは、わりと順調でした。

最初の関門は「日本語にしたい」だった

立ち上げてまず思ったのが、「これ、日本語の表示にしたいな」ということ。英語のままでも使えなくはないのでしょうが、家事の合間の細切れ時間でパッと使いたい自分にとって、画面が英語だと、それだけで一歩ためらってしまう。まずは日本語仕様にして、少しでもハードルを下げたかったんです。

ところが——予習したYouTubeの手順どおりに進めようとしたら、実際の画面が、動画で見たものと違うんです。「この項目を選べば日本語になる」と説明されていたはずの場所が、自分の画面には見当たらない。あれこれ探しても、結局どこで切り替えるのか分からず、そのとおりにいきませんでした。
 こういうの、得意な人には些細でも、「なんとか使えている」レベルの自分には、最初の一手でつまずくと地味に心が折れそうになるんですよね。

こういう時こそ、司令塔のクロードに聞いてみた

でも、ここで投げ出さずに済んだのは、前回決めたことがあったからです。分からないことや迷ったことは、司令塔のクロードに相談する。

 役割で分けると決めたのだから、こういう“どうすればいいの?”こそ、まさに司令塔の出番。さっそく「アンチグラビティを日本語表示にするには、どうすればいい?」と聞いてみました。

すると、返ってきた答えが意外でした。なんと、わたしが見ていた画面が、そもそも動画とは別の画面だったらしいのです。
 アンチグラビティには「エージェント側の画面」と「IDE(エディタ)側の画面」があって、日本語化の操作はIDEのほう。わたしは最初、エージェント側の画面で「動画のとおりにやってるのに項目が無い!」と格闘していたわけです。道理で見つからないはずでした。

これを聞いて、正直ちょっとホッとしました。「自分の見落としかな」と少し落ち込んでいたのですが、原因はそもそも見ている場所が違っただけ。知っていれば一瞬、知らないと延々ハマるやつです。ひとりだったら気づけなかったと思います。

教わったとおり、順番にやってみた

クロードに手順を教わって、こんな順番で進めました。

  1. 画面の右上にあった「Install IDE」から、IDE(エディタ)をインストールする
  2. 初期設定を進める(途中、エージェントの動き方を選ぶ画面では、様子を見ながら使いたいので「Review-driven(見せてから確認)」を選びました)
  3. エディタの拡張機能(Extensions)から「Japanese Language Pack」を入れる
  4. コマンドパレットで「Configure Display Language」→「ja(日本語)」を選んで再起動

再起動したら——メニューがちゃんと日本語になっていました。あれだけ悩んだのが嘘みたいに、あっさり。パソコンが得意な人には当たり前でも、わたしには小さな達成感でした。※ちなみにメニューは日本語になりましたが、ツール独自の細かい部分などは英語のまま残るところもあるようです。そこは、まあ、おいおい慣れていけばいいかなと。

「困ったら司令塔に聞く」が、ちゃんと効いた

今回いちばん実感したのは、これです。前回決めた「分からないことは司令塔のクロードに聞く」という役割分担が、さっそく本当に効いたということ。新しい道具でつまずくと、つい「自分には向いてないのかも」と全部投げ出したくなります。でも、聞く相手をあらかじめ決めておくだけで、「じゃあ司令塔に相談しよう」と次の一手が自然に出てくる。
 ひとりで抱え込まずに済むって、こんなに気が楽なんだなと思いました。道具を役割で分けるって、こういうことなんですね。

やっと、スタートラインに立てた

日本語になったことで、これでようやく落ち着いて触れる状態になりました。正直、まだ「導入して日本語にしただけ」で、肝心の“毎日のタスク管理を任せる”のはこれから。でも、この最初のハードルを越えられたのは大きいです。次回はいよいよ、アンチグラビティに実際のタスク管理を少し任せてみて、どうだったかを正直に書きます。うまく“管理担当”になってくれるのか、それともまた何かでつまずくのか——楽しみ半分、不安半分で、また報告しますね。


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【主夫の道具えらびAI編第1回】挫折から始まるAI分業論 — なぜ「Claudeだけ」のタスク管理は限界を迎えたのか

はじめに:毎朝の「今日は何やる?」に隠された消耗

主夫をしながら副業をこなしていると、時間は常に「細切れ」です 。毎朝パソコンを開いた瞬間、ゼロから「さて、今日は何をやろうか」と考えるだけで、頭のエネルギーをかなり消耗してしまいます 。

そこで私は、クロードで「今日のタスクは?」というスキルを作成し実行していました。 「朝、パソコンを開いたら、まずAIに今日のタスクを聞く」 

この日課のおかげで、副業のスタートはずいぶん軽くなりました 。前日までの流れを踏まえて「今日はこれとこれをやりましょう」とAIが提案してくれる 。「ゼロから考えなくていい」という仕組みは、細切れ時間で動く私にとって非常にありがたいものでした 。

しかし、しばらくこの日課を疑わずに続けているうちに、大きな壁に直面することになりました。それは、AIの性能の限界ではなく、私自身の「作業の進め方」に潜む罠でした。


限界:それは「相談」であって「実行」ではなかった

私が毎朝タスクを相談していたAI(Claude)は、例えるなら非常に優秀な「司令塔」です 。全体を見渡して、状況を整理し、「次はこう動くのが良さそう」と方針を出してくれる 。企画を練ったり、散らかった情報をまとめたり、判断に迷った時に相談する場面では、これ以上ないほど頼りになります 。

しかし、彼が返してくれるのは、あくまでも「提案(テキスト)」なのです 。

「今日のタスクはこれです」と方針を提案(相談)してもらうところまではスムーズですが、その先の「実際の作業を進める」という段階に入ると、途端に大きな「足止め」を喰らうことになりました。


本当のボトルネック:Claudeの「作業完了待ち」で自分の手が止まる罠

副業を一つ進めるだけでも、やるべきことは山のようにあります。 企画の立案、ブログやSNSの文章作成、作業用BGMづくり、画像生成用のプロンプト作成、SUNO(作曲AI)への指示、動画の編集…… 。
 これらをすべて片付けていく必要があります。

これまでの私は、これらすべてのタスクを、「Claude」という一人のAIに順番にお願いしていました 。

これが最大の失敗でした。一見効率的に見えて、実は以下のような致命的なボトルネックが発生していたのです。とはいえ自分で最初から書いている時に比べたら比にならないのですが、慣れというものは恐ろしいもので・・・

  1. AIの「回答待ち」による作業ストップ
      Claudeに「まずブログの構成案を作って」と依頼し、それが終わったら「次は画像用のプロンプトを作って」、次は「BGM用のプロンプトを……」と、すべてのタスクを順番(シングルタスク)で依頼していくしかありません 。 すると、Claudeが回答を生成している間、私は画面を眺めて「完了を待つ」しかなくなります 。更に他のブログにも手を出し・・・ アウトです
  2. 貴重な「細切れ時間」の浪費
     主夫の隙間時間は1分1秒が勝負です。しかし、「AIのロード完了を待つ」という無駄な待ち時間が増えることで、作業がブツブツと寸断され、私の作業進行は完全にストップしてしまっていました 。

AIを使って効率化しているつもりが、実際には「優秀なアシスタント(Claude)の回答待ち」がプロジェクト全体のボトルネック(足かせ)になっていたのです。これでは、どれだけAIの頭脳が賢くても、全体の作業スピードは上がりません。


転機:役割で使い分け、並行処理する「3頭体制のAI分業論」

この「回答待ちによる作業ストップ」を根本から解決するために、私は「1つのAIにすべてを背負わせるのをやめ、得意な役割ごとに分担して同時に動かす(マルチタスク化)」という新しいスタイルへ移行することにしました 。

これが、私が考案した「3頭体制 of AI分業論」です。

  1. 思考・企画・全体判断(脳・司令塔)
      最も文脈理解とアイデア出しに優れている 【Claude】 。彼には「全体の方針決定」や「企画の相談」といった、頭脳労働に集中してもらいます。
  2. 実装・コーディングの補助(技術アシスタント)
     コーディングや技術的な作業に特化した、チャットGPTの 【CodeX】 。プログラムの作成やスクリプトの補助、画像生成などなど、技術的な「道具作り」を任せます。
  3. 自律的な実行・進捗管理(実行部隊・実務担当)
     ブラウザを実際に動かし、指示された情報収集やタスクの進行を自律的にこなしてくれる、Googleの最新AIエージェント 【Google Antigravity】 。実務を裏で自動で片付けてくれる役割を担います。

これらを役割で分けることで、Claudeに「企画の相談」をしている裏で、Antigravityに「自動で情報収集」をさせ、さらにその裏でCodeX to に「新しい仕組みのコード」を書かせる、といった「同時並行(マルチタスク)での作業」が可能になります。

これで、AIの回答を待ってボケーっと画面を眺めているだけの「無駄な時間」をゼロにすることができます 。


この実験ブログで「何をどう学び、どう検証していくか?」

「本当にそんなAIの分業なんてうまく回るのか?」 そう思われる方も多いでしょう。そこでこのブログシリーズでは、私自身がこの新しいAI分業システムを実際に構築し、「実行・成功・失敗・解決」のプロセスを時系列のドキュメンタリー形式で執筆しながら、みなさんと一緒に学習を進めていきます 。

1. 予定調和はなし!あえて固定の「ロードマップ」を載せない理由

この手の自動化ブログでは、よく「第1回〜第7回までの固定スケジュール」が載せられがちです。しかし、本連載ではあえて、先のガチガチなロードマップは掲載しません。

なぜなら、実際に手を動かして新しいAIツールを学習・導入していく過程では、必ず「新たな疑問」や「想定外のエラー」、「やっぱりこれを追加したい!」というアイデアが飛び出すからです。

予定調和のガチガチなロードマップ通りに進めるよりも、各ステップで発生した「リアルな失敗や疑問」をその場で徹底的に解決しながら進む方が、学習コンテンツとして何倍も価値があるはずです。
 読者のみなさんには、私のリアルな「検証・修正プロセス」をドキュメンタリーとして一緒に追いかけてもらえれば幸いです。

2. 説得力を担保するための「リアル検証データ」

ただの「使ってみたら便利でした」という感想文で終わらせないために、本シリーズでは以下のリアルな数値やログを実際に記録し、その効果(あるいは失敗の記録)をすべて公開していきます。

時系列フェーズ収集・検証するデータ内容
① 現状・「Claudeの回答待ち」で自分の手が止まってしまっていた合計時間(分)・収集先サイトの構造変化によるGASのエラー発生回数
② 実行・Antigravityによるブラウザ自動操作の処理完了時間・手動から自律型AI(Antigravity)へ移行でき、並行処理可能になったタスクの数
③ 新たな壁・複数のAI(Claude ⇄ Antigravity等)の間で指示を橋渡し(手動コピペ等)する際にかかった「コピペ回数や、連携のタイムロス」・指示 of 食い違いで自動化プロセスが途切れた回
④ 解決NotebookLMを記憶のハブ(中継基地)として統合し、コピペを不要にした後の、管理・待ち時間の削減度・面倒な待ち時間から完全に解放され、本来の「収益化企画(記事執筆やアイデア発想)」に充てられるようになった純粋な時間の推移

おわりに:まずは手を動かしてみる

新しい道具に慣れるまでは、たぶん今よりも手間取る日もあるでしょう 。設定をいじっているだけで朝の大切な時間がつぶれてしまうかもしれません 。

それでも、道具の見直しなんて、そのくらいの気軽さでいいと思っています 。合わなかったら、また毎朝司令塔に相談する以前のやり方に戻せばいいだけです 。
 実際に手を動かした人だけが「自分にはこれが合う、合わない」を語れます 。

次回は、現在GASで情報収集をしている私が、なぜわざわざ話題の「Google Antigravity」へとアップデートしようと考えたのか、決定的な4つの理由(GAS vs Antigravity)をお届けします。

AIにすべてを背負わせるのをやめ、真の効率化を目指す旅へ。ぜひ一緒に一歩を踏み出してみましょう!

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ボサノバBGM #4-3「灯がともる前に / Before the Lights」

街に灯がともる、その前に ― ボサノバBGM #4-3「灯がともる前に / Before the Lights」

この記事は少し変わった書き方をします。完成した曲を紹介するのではなく、「今つくっている曲を、これから良くしていく過程」をそのまま書いていきます。今日の時点では、まだ直しかけです。

このシリーズで、ほんとうにやりたかったこと

最初のコンセプトはゴールドラッシュやアメリカンドリームという言葉があるアメリカをイメージしたかったそれは「希望のある未来」。ですが言葉をそのまま表現してしまったようです。
 2曲を作り違和感を無くしたくてリゾートでゆっくり聴けるBGMを追加したら・・・

ボサノバリラックスBGM「金色の窓辺」で目指していたのは、リゾートでゆっくり聴けるBGMでした。海辺のテラスや夕方の部屋で、何もしない時間にそっと流せる、力の抜ける音楽。急かされず、考えごとの邪魔をしない――そういう寛ぎのための音楽です。となった訳です。

#4-3をつくっていて、気づいたこと

ところが、この「灯がともる前に」を仕上げているとき、はっきり気づきました。いつのまにか、ジャズっぽさが入り、テンポも速くなっている。 おしゃれではあるけれど、「リゾートでゆっくり」からは離れてしまっている。狙いと、出てきた音が、ずれていました。

だから、1つずつ直して、そのつど確かめる

ここで全部を一気に作り直すこともできます。でもそれだと、「どこをどう直したら、どう良くなったのか」が残りません。だからこの記事では、一度に1つだけ改善して、実際に聴いて確かめて、その結果をここに書き足していきます。 うまくいったことも、外したことも正直に。あとから読み返せる、私自身の制作の記録です。

いまの状態(出発点)

今の「灯がともる前に」は、主役がミュートトランペットのラテン系ボサノバ。狙いは穏やかさでしたが、聴き返すとテンポがやや速く、動きもジャズ寄りに感じます。と言うかジャズを超えているような・・・ここが、これから直していく出発点です。

この曲の情景 ―「灯がともる前に」

夕暮れが終わって、街灯がまだつかない。空が紫色に染まる、一日でいちばん静かな時間があります。その薄明かりにそっと寄り添う一曲を目指しています。手を止めて窓の外を眺めるような、力の抜けた時間に流せる音楽に、少しずつ近づけていきます。

シリーズ「金色の窓辺」について

「灯がともる前に」は、ボサノバリラックスBGMシリーズ第4弾 「金色の窓辺」 の第3曲(#4-3)です。夏の夕暮れから宵闇へ、金色から藍色へ ― 移りゆく光の時間をテーマにした全12曲です。

  1. 金色に満ちる部屋 / Golden Room
  2. 西日をわたる風 / Evening Breeze
  3. 灯がともる前に / Before the Lights ←今回
  4. 机にこぼれる光の粒 / Grains of Light
  5. 夕凪の渚で / Shore at Dusk
  6. 暮れゆく空の対話 / Fading Sky
  7. 沈む陽のテナー / The Setting Sun
  8. 窓辺のひとりごと / By the Window
  9. 藍がまじる空 / Indigo Hour
  10. 宵闇と街のあかり / City Lights
  11. 家路をたどる夜道 / The Way Home
  12. 夜のはじまりに / Start of Night

前回

前回のプロンプト

Style of Music:warm mellow latin-tinged jazz, 92 BPM, warm rhodes electric piano, nylon string guitar comping, brush drums, shaker, upright bass, gentle vibraphone accents, warm major key with lush 7th and 9th chords, golden-hour evening atmosphere, relaxed and nostalgic but not sad, clean warm mix, instrumental only, no vocals, no lyrics, steady laid-back groove, long form, extended arrangement with multiple solo sections. LEAD: muted trumpet takes the melody, warmer and softer

翻訳すると・・・

音楽のスタイル:温かく穏やかなラテン系ジャズ、92 BPM、温かみのあるローデスエレクトリックピアノ、ナイロン弦ギターコンピング、ブラシドラム、シェーカー、アップライトベース、やさしいヴィブラフォンアクセント、温かみのある長調と豊かな7・9和音、ゴールデンアワーの夕暮れの雰囲気、リラックスした懐かしさを感じさせるが悲しくない、清潔で温かみのあるミックス、インストゥルメンタルのみ、ボーカルなし、歌詞なし、落ち着いたリラックスしたグルーヴ、長編曲、複数のソロセクションを含む拡張アレンジ。LEAD: ミュートされたトランペットがメロディを取り、より暖かく、柔らかく

今回

それで出て来たプロンプトがこれ

Warm mellow bossa nova, very relaxed and unhurried, slow tempo around 72 BPM. Resort-lounge ease, the feeling of doing nothing on a seaside terrace at dusk. LEAD: a soft muted trumpet sings the melody gently, warm and breathy, at the front of the mix, with plenty of space between phrases. Accompaniment kept minimal and laid-back: Rhodes electric piano, softly comped nylon-string guitar, brushed drums, light shaker, upright bass. Warm major key with simple gentle chords, spacious and airy arrangement, golden-hour twilight mood, relaxed and nostalgic but not sad, clean warm mix, steady laid-back groove, long-form. Instrumental only, no vocals.

訳すと・・・

温かくまろやかなボサノヴァで、非常にリラックスして落ち着いており、テンポは約72 BPMです。リゾートラウンジの快適さ、夕暮れ時に海辺のテラスで何もしない感覚。
LEAD: 柔らかくミュートされたトランペットがメロディを優しく、温かく息吹くように、ミックスの先頭で歌い、フレーズ間に十分な余白があります。
伴奏はミニマルでリラックスした雰囲気です:ローデスのエレクトリックピアノ、柔らかくコンパートされたナイロン弦ギター、ブラッシュドラム、ライトシェーカー、アップライトベース。温かみのあるメジャーキーで、シンプルで優しいコード、広がりのある開放的なアレンジ、ゴールデンアワーの薄暮れのムード、リラックスしたノスタルジックだが悲しくない、清潔で温かみのあるミックス、安定したリラックスしたグルーヴ、ロングフォーム。インストゥルメンタルのみで、ボーカルはありません。

ミュートされたトランペットとは?

(消音器・弱音器)と呼ばれる器具をベル(朝顔状の開口部)に装着して演奏するトランペットのことです。

単に音量を下げるだけでなく、音色を劇的に変化させる効果があり、ジャズやクラシック、映画音楽などで独特の表現を生み出すために頻繁に使われます。

主なミュートの種類と音の特徴

  • ストレート・ミュート (Straight Mute)
    • 形状・特徴: 錐(きり)形をした最も基本的なミュート。
    • 音色: 金属的で直線的、やや鋭い鋭利な音色。クラシックのオーケストラや吹奏楽で最もよく指定されます。
  • ハーモン・ミュート (Harmon Mute / Harmon) / ワワ・ミュート
    • 形状・特徴: ベルに密着させて取り付ける金属製ミュート。中央のステム(筒)を抜くか差し込むかで音が変わります。
    • 音色: マイルズ・デイヴィスに代表されるジャズの代名詞的サウンド。「ジージー」「ビージー」としたハスキーで哀愁のある金属音になります。手で開閉すると「ワワ〜」という効果音(ワワ効果)が出せます。
  • カップ・ミュート (Cup Mute)
    • 形状・特徴: ストレートミュートの先端にカップ状のカバーがついたもの。
    • 音色: 角が取れた柔らかく、少し鼻にかかったような(マイルドで丸みのある)音色。劇伴やビッグバンドで重宝されます。
  • プランジャー・ミュート (Plunger Mute)
    • 形状・特徴: トイレの詰まりを取るスッポン(またはゴム製のカップ)のような形状。手でベルの前をかざしたり開けたりして演奏します。
    • 音色: 人の声や「ワオワオ」という鳴き声のようなコミカル・泥臭い表現が可能です。

ミュートの種類を変えるだけで「悲しげな哀愁」「鋭い緊張感」「コミカルな効果音」まで全く異なる世界観を表現できます。

と、ま〜こんな感じで私の好きなボサノバに成って来ました。そもそもボサノバとはどんな音楽?と思う方はこの記事を読んでみて下さい!

ボサノバ・ボサノバジャズ・ジャズボッサの違い

まだ途中です。今回はAI任せからちょっと私の求める音楽に近づきました。
 次の更新で、最初の改善とから更に私の理想に近づけます。次回は「街に灯がともる」です。


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