作業がはかどる59分BGMを作りました|Vintage America Best Album Vol.2 制作記

BGM作成

「今日は何から始めよう」と手が止まる朝にも、「あと少しだけ進めたい」と思う夜にも、再生ボタンを押すだけで作業の流れをつくれる音楽があったらいい。そんな気持ちから、約59分の作業用BGMアルバム 「Vintage America Best Album Vol.2」を作りました。

朝の町で鳴るジュークボックスから始まり、青空のハイウェイ、夕暮れのダイナー、ランプの灯るテーブル、最後は星の下のドライブインへ。Vintage America BGMシリーズの19曲を、ひとつの長い旅のようにつないでいます。

動画はYouTubeで無料公開しています。下の枠からそのまま再生できます。家事、ブログ執筆、読書、勉強、手仕事など、1時間ほど集中したいときのお供にどうぞ。

短い曲を集めたら、ひとつの「一日」になった

これまでのVintage America BGMは、朝のダイナー、ガレージ、カフェ、ドライブインなど、一曲ごとにひとつの場面を描いてきました。単曲で聴くのも好きですが、作業中は曲が終わるたびに次を探すより、そのまま一時間ほど流れてくれるほうが使いやすい。そこで、これまで作ってきた曲を朝から深夜の順に並べ直しました。

最初は軽快な「Jukebox Jive」。そこから「Coffee Steam On Route 66」「Morning on 8th」へ進み、日中のロードトリップを思わせる曲へ。後半は夕暮れから夜へ景色が変わり、「Starfall Seats」の静かな余韻で一日の旅を終えます。

同じ雰囲気の曲をただ並べるのではなく、明るさと落ち着きが少しずつ移り変わるように順番を考えました。忙しい日に全部を意識して聴かなくても、ふと画面を見たときに「もう夕暮れまで来たんだ」と、小さな旅を感じてもらえたらうれしいです。

完成したつもりのあとに、三つ直した

正直に言うと、最初に書き出した動画は「これで完成」と思っていました。ところが通して確認すると、まだ気になるところが三つありました。

1.パンとズームが、ゆっくりすぎてカクついて見えた

一枚の背景を長く使い、ほんの少しだけ動かしていたため、画面の移動が細かく止まって見える場面がありました。そこで背景を48枚に増やし、一枚あたり約78秒で切り替える構成へ変更。ズームとパンの移動量も大きくし、高い解像度で動かしてからフルHDへ縮小しました。

派手に動かすためではありません。作業の邪魔をしない静けさは残しながら、「止まっているようなカクつき」だけを減らすための調整です。画像が変わるところにはクロスフェードを入れ、朝から夜までがゆっくり溶け合うようにしました。

2.Golden Morningは、修正ではなく曲ごと差し替えた

約8分あった「Golden Morning」を調べると、前半と後半がほぼ同じ音声でした。長い一曲だと思っていたものが、実際には同じ演奏を二回つないだ状態だったのです。

一度は後半の重複を外した原曲を作りましたが、聴き直すとまだループのように感じる部分がありました。そこでアルバムには使わず、別のインスト曲「Coffee Steam On Route 66」へ完全に差し替えました。修正したGolden Morningの原曲は、将来別の作品で使えるように保管しています。

3.最後の曲は、自然に終わる3曲へ全面交換した

「Midnight State Line」は曲の最後まで収録し直しましたが、それでも途中で切れたような違和感が残りました。そこでこの曲も使用せず、「Sunday Palms in Soft Focus」「Neon Diner Night」「Starfall Seats」の3曲へ交換。最後は原曲自体が静かに減衰する「Starfall Seats」に任せ、一音を途中で切らずに収録しています。

差し替え候補は、曲の雰囲気だけでなく、前後半の波形が不自然に一致していないか、曲末が完結しているかも確認しました。これで「長さを作るための繰り返し」はなく、全19曲の流れになっています。

1時間ものにして感じたこと

一曲ずつ作っていたときは、それぞれの曲を完成させることだけで精一杯でした。こうして並べてみると、少しずつ増やしてきた曲が一時間のアルバムになる。副業もブログも同じで、一回の大きな成果より、小さな一本を積み重ねた結果があとから形になるのだと思います。

もちろん、長ければそれだけで聴かれるわけではありません。作業中に流しやすいか、途中で音量が急に変わらないか、最後まで気持ちよく続くか。今回は「約60分」という数字より、途中で止めたくならない流れを大事にしました。

以前公開した63分のVintage America BGMコンピレーションとは収録曲と時間の流れが違います。朝向けの前作と、朝から深夜まで進む今回のVol.2。その日の作業や気分で選んでみてください。

このBGMが合いそうな時間

  • 朝の片づけや、今日最初の作業を始めるとき
  • ブログや資料を、ひと区切りまで書き進めたいとき
  • 読書、勉強、模型、手芸などに集中したいとき
  • 夕方から夜に、もうひと頑張りしたいとき
  • レトロなアメリカの景色を眺めながら手を動かしたいとき

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一時間のBGMは、音の派手さよりも「無理なく流し続けられること」が大切です。周囲の音を少し抑えて作業へ入りたい方には、シリーズの過去記事でも紹介している Anker Soundcore P40i が選択肢になります。ノイズキャンセリングと長時間再生に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。価格や在庫、仕様は変わるため、リンク先の最新情報をご確認ください。


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まとめ——今日の一時間を、ひとつの旅に

Vintage America Best Album Vol.2は、19曲・59分2秒。朝のジュークボックスから星の下のドライブインまで、作業を続けながら一日を旅するアルバムです。

一度完成したものでも、聴き直すと気づくことがあります。画面の動き、同じ曲の重複、最後の余韻。どれも小さな違和感でしたが、そのままにせず直したことで、ようやく「作業中に安心して流せる一本」になりました。

YouTubeで公開されたら、ぜひ再生しながら今日の作業をひとつ進めてみてください。全部終わらなくても、約59分後に何かひとつ前へ進んでいたら、このBGMを作った意味があると思っています。

夜のカフェをテーマにしたVintage America BGM #14「Corner Table」の制作記もあわせてどうぞ。


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マサユメ|ハッピー主夫ライフ

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