前回は、毎朝の「今日は何をやろうか」を、自分の分身みたいな存在に任せてみた話を書きました(→ “自分の分身”に、毎朝のタスク出しを任せてみた)。あれから今も、朝いちばんに分身へ「今日なにやる?」と声をかけるのが、毎日の習慣になっています。今日はその後日談——聞き続けてみて、分かってきたことの話です。
正直、最初は半信半疑でした
AIに「今日は何をやろう」なんて聞いて、まともな答えが返ってくるのだろうか。始めたばかりのころは、そんなふうに疑っていました。実際、こちらの事情も知らない相手に丸腰で聞いたって、当たり障りのない一般論が返ってくるだけではないか——そう思っていたのです。
だから最初のうちは、返ってきた案も「まあ、参考程度に」という気持ちで眺めていました。頼るというより、話し相手になってもらうくらいの感覚だったと思います。
変わったのは、返ってくる“答えの中身”でした
それが、毎朝続けているうちに、少しずつ印象が変わってきました。返ってくる案が、「ちゃんと今の私のことを分かっているな」と感じられるようになったのです。一から事情を説明しなくても、今日の私に合ったたたき台が、すっと出てくる。
的外れな相手に相談しているのではなく、こちらの状況をちゃんと踏まえた相棒に相談している。その手ごたえが出てきてから、朝の「今日なにやる?」が、ただの口ぐせではなく、頼れる相談に変わっていきました。
頼れる理由は、見えないところの“下ごしらえ”
あとになって分かったのは、分身はその場の思いつきで答えているわけではない、ということでした。私が声をかける前に、見えないところで「今、それぞれのことがどうなっているか」を、ちゃんと下ごしらえしてから答えてくれている。だから、いきなり聞いても、今日の私に合った案が返ってくるのです。
賢いことを言ってくれるから頼れるのだと、はじめは思っていました。でも本当のところは、そうではなかった。今の状況を、きちんと分かったうえで話してくれる。その当たり前のことが、朝の相談をこんなにも心強くしてくれるのだと、続けてみて気づきました。

それでも、最後に選ぶのは自分
もちろん、毎回そのまま従うわけではありません。たまには、今日の気分や都合とは少しズレた案が返ってくることもあります。そんなときは「これは今日はやめておくね」と、自分で選び直せばいい。聞くけれど、任せきりにはしない。そのくらいの距離が、ちょうどいいと感じています。
ゼロから「今日は何を」と頭をひねるのと、頼れるたたき台を見ながら選ぶのとでは、朝の重さがまるで違います。考えることがひとつ減った分、家族の様子にふと目がいったり、副業の手を動かし始めるのが、少しだけ軽くなりました。
明日の朝も、また「今日なにやる?」と聞く
だから私は、明日の朝もきっと、分身に「今日なにやる?」と声をかけます。聞くのをやめるのではなく、聞いて返ってきたものを、自分で選ぶ。この“聞いて、選ぶ”という形が、今のいちばんしっくりくる付き合い方です。
道具は、こちらが使いこなそうと気負わなくても、毎日声をかけているうちに、少しずつ暮らしに馴染んでいく。分身との朝の相談も、そうやって当たり前の日課になってきました。焦らず、一歩ずつ。
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マサユメ|ハッピー主夫ライフ




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